MarkdownのCSSを絶対パスで参照する方法

最近,Marp (Markdownでプレゼンのスライドが作れる拡張) などでMarkdownを記述する際,CSSをよく参照するようになりました.いくつか作ったCSSを定型デザインとして様々なファイルから参照したいので,絶対パスで参照したかったので,その方法をメモしておきます.

問題

VSCodeの設定で"Markdown: Styles" (Marpの場合はMarkdown Marp:Themesも)の設定を開くと使用するCSSのパスを登録できますが,これはURLかローカルの相対パスしか指定できません (セキュリティ上の問題があるみたいです).
なので,ナイーブな手法としてはワークスペースを作るごとに相対パスで設定するなどの手法があるわけですが…非常に面倒ですね.

解決手法

URLでは指定できるので,どこかしらのWeb上にCSSだけ上げてそれを参照すればよいです (CSSがWeb上に公開されてしまうという問題はありますが…).一番手軽なのはGithub上に公開リポジトリを作成してそこに上げてしまうというものです.

上げたファイルをGithub上で開いて右上のRawボタンを押すと,そのファイルをブラウザ上で開けるので,そこのURLをCSSとして指定すればめでたく適用できます.